日本にやってくる外国人は、多くの不安を抱えながら日本にやってきます。

生活に関する不安、お金に関する不安、言葉に関する不安など慣れない異国の地での生活は想像以上に不安と孤独感を感じるものです。

日本語教師の大切な役割として、学生の生活面でのサポートがあります。こらは何も金銭的なサポートや物質的なサポートではありません。精神的な支えになるという事です。

学生の日本の生活における悩みや課題などを、最も身近な日本人として、そして人生の先輩としてアドバイスをする必要があります。時には、厳しく叱ることも大切です。

学生の将来のことを考え、サポートする事で学生は成長していくのです。言語の勉強は、その成長を最も分かりやすく実感できると言われています。学生のサポートを行い、コミュニケーションがきちんと取れるようになることで、教師としてのやりがいを強く実感できるでしょう。

仕事は、金銭的な部分だけでは長続きしません。そこに、やり甲斐や相手からの感謝、喜びの共感などがあって始めて長く続けることができます。

日本語教師という職業には、そういった要素が多く潜んでいて、とても魅力溢れる仕事だと私は思うのです。